日本神話 6.泣きわめく須佐之男命

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今回は、竹田恒泰さんの著書「現代語古事記」を参考に、海原を治めるように命じられた須佐之男命のお話をご紹介します。


日本神話 2.神代七代と国生み

日本神話 3.神生み 〜伊邪那美神の死〜

日本神話 4.伊邪那岐神 黄泉国へ 〜伊邪那美神との永遠の別れ〜

日本神話 5.三貴神の誕生

             も、ぜひご覧下さい。

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父である伊邪那岐神(いざなきのかみ)から海原を治めるように命じられた須佐之男命(すさのおのみこと)は、国(海原)を治めず、泣きわめいてばかりいました。

嵐の神とされる須佐之男命が泣いたことにより、青々とした山はことごとく枯れ山となり、 河と海もことごとく干上がってしまいました。

これにより、悪しき神の声がハエのように満ちあふれ、ありとあらゆる災いが起こりました。 

心配した伊邪那岐神が、

「 どうして国(海原)を治めずに泣いてばかりいるのか。」

と尋ねると、須佐之男命は、

「私は亡き母の国の根之堅洲国に参りたいのです。だから泣いているのです。」

と答えました。

須佐之男命は、伊邪那美神(いざなみのかみ)を「母」と思っていたようです。

それを聞いた伊邪那岐神は怒り、

「ならばお前はこの国に住んではいけない。」 

と言って、須佐之男命を追放しました。

追放された須佐之男命は、この後どうなってしまうのでしょうか? 

つづく…

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今回は、須佐之男命が伊邪那岐神から追放されたお話でした。

須佐之男命は、伊邪那岐神が単独でお生みになった神なので、本当は「母」という存在がおられないのですが、過去に伊邪那岐神の妻であられた伊邪那美神を、「母」と思っていらしたようですね。 

次回は、 「天照大御神と須佐之男命」です。


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豊受大神崇敬者のブログ

八百万の神、とりわけ豊受大神を崇敬している10代男性です。

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